ハウステンボス(2002/12/09)
三日目
最終日。
朝食は昨日と同じレストラン。
若干メニューの変更はあるけど大体同じかな?
相変わらず、ハム、ソーセージしか食べない子供達。
ご飯が食べたいよ〜 ソーセージさえさえあれば平気!

今日は11時20分の船に乗って1時半の飛行機で帰ります。
パスポートは連続した二日間だけなので、昨日でもう切れてしまいました。
荷物をどうする?
行きは船着場から無料でホテルまで運んでもらえたけど帰りは実費。
荷物一個に付き200円です。(なんかな〜)
とりあえず大きな荷物二つを運んでもらい、あとはクロークに預け、
最後の園内をみて回ろうと思いました。10時から水鳥の餌付けをやっています。
パスポートなくて出来るのはこれぐらいなもん。
乗りたかった気球は天候が悪く、三日間ついに乗れませんでした。

【水鳥の餌付け】
運河沿いに水鳥がたくさん来ています。(白鳥と鴨)
エサはコップに入れて何杯でもお代わり自由!これには子供たち、大喜び。
何度も何度ももらいました。水鳥のえさがなくなると、今度はパン。これは?
よく見ると朝食バイキングの残り。ホテルメイドの高級パン。ここの水鳥はいいな〜
時間ぎりぎり、エサがなくなるまでたっぷり遊びました。

この下が水鳥の餌やり場 おいでおいで〜
沢山食べてね 景色もムードあるよ

10時半になったので、ホテルに預けてあった荷物を受け取り、船着場まで歩いていきます。
もうパスポートがないからタダでバスには乗れません。(一回200円)
今日は園内で駅伝をやっていてそもそもバスが動いてません。

ホテルアムステルダムの前で ドムトールンをバックに
年賀状に使えるかしら? いいところだったね!

11時に船着場に着くと時間まで売店を見ることに。そこへパパ。
「しんじられ〜ん!ホテルから電話があって、傘とお土産袋を渡し忘れたから取りに来いだと。
俺、走って行ってくるゎ。」
傘にケータイの電話番号が書いてあったのでわかったみたい。
受け取る時に、ホテルで大きな袋にまとめて入れてくれたので気がつかなかった。
その間おみやげ物を見ていると戻ってきたパパ。青ざめた顔で今度は、

「たいへんだ!船が出ない!」
は...?
どういうこと?

マリンターミナルに行くと、「悪天候のため午前中の便は欠航します。」
払い戻しは各旅行会社に。それでどうなるの?どうすればいいの?
「11時22分の空港行きのバスに乗ってください。
それに乗らないと飛行機に間に合いません。!!!」

ここ、マリンターミナルからバスの出る入国口までは徒歩25分。あと20分しかない!
しかも、大荷物、じじばば、子供付き。とりあえず走ろう!いや待て、バスに乗ろう!
あっ!園内駅伝のため園内バスも運行中止だった!だーーーっどうしよう!?

そこへ目に留まったのがホテルヨーロッパ。ここなら何とかしてくれるか?
ホテルの入り口に立っていた背の高〜いドアマンさんのところに走って行き、
「すみません!船が欠航になってしまって、11時22分のバスに乗らないと
飛行機に間に合わなくて、でも園内バスが駅伝で走っていなくて..。助けてください!」

ドアマンさんは、「それではご一緒に参りましょう。」とすたすた歩き始めた。
ホテル裏手にある専用バス乗り場まで行くと「園内は通行止めですので園外に出て行きます。」
はらはらする私たちを乗せてバス乗り場まで送ってくれました。
ホテルヨーロッパに泊ったんじゃないのになんて親切なんでしょう!
このご恩は一生忘れません!今度泊る時は絶対にホテルヨーロッパにします〜〜
みんなもハウステンボスに行ったらホテルヨーロッパに泊ろう!

帰ってからるるぶを見たら載っていました。親切なドアマンさんは宮本佳郎さん。
「私がめざしているのはお客様に感動していただけるサービスです」だって。
ええ、ええ、感動しました〜〜本当に助かりました。ありがとう、ありがとう〜〜

これが助けてくれたホテルヨーロッパ 間に合うかな〜不安...
間に合った!ありがとう〜 空港行きのバス

さて、送ってもらえたおかげでトイレに行く時間も出来たし、行きは海から来たので
長崎の街を見ることもなかったけど陸路、窓の外の景色を楽しみました。
あっ!ツタヤがある!なーんて。

空港に着くと余裕の時間。お昼ごはん、食べて行こう。
空港のレストランに入りました。食べているとアナウンスが。名古屋発の便が遅れてるって。
あらあら、じゃあおみやげ物やさんが見れるわね。しばらくすると
「1時30分から搭乗の案内を開始いたします。」
本当は1時30分発の便。ゆっくり出来てよかったわ。売店をぶらぶら。
空港の売店にはハウステンボスのコーナーがあります。買い忘れたお土産はここでO.K.
1時半を過ぎた頃、再びアナウンス。

「ただいま名古屋発の便の搭乗をご案内しております。」
そろそろ行こうか。あれ?誰もいない?向こうから係員が走ってくる!
「お急ぎください!」ん?どういうこと?もうみんな乗ってるじゃない!
ひょっとして飛行機待たせた?「もしかして、待たせました?」「ええ、まあ...」
曖昧に笑う添乗員。

私たちを乗せるとすぐに飛行機は飛び立ちました。やっぱり待っててくれたんだ!
へ〜、飛行機って待っててくれるんだ〜えらくなった気分。。。って違う!
お急ぎの皆様本当にごめんなさい!でもどうして遅れたのか今だにわけがわからないのよ...
アナウンスどおりに行動してたのに...
パパも「ボードには、まもなく搭乗のご案内って表示だった」っていうしね。

これが最後の大ボケ。飛行機は遅刻を取り戻し、ほぼ予定通り名古屋空港に到着しました。
ふ〜こんなにアクシデントが多かった旅行は久しぶり(ケアンズ以来)だわ。刺激的で、面白かった!
何もなく無事に終わる旅行は記憶の隅に追いやられるけど
アクシデントだらけの旅行はいつまでも思い出として残ります。
歳とってからも「そうそう、あんときゃね〜」で盛り上がれるんだよね。
その点では今回の旅行は一生忘れられない思い出となりました。
慌しく過ぎた三日間だったけど、今度は春のチューリップの頃に来たいな!
いろいろな季節に訪れでみたいところです。
長崎空港内。ここでもハンバーグ さよなら 長崎!

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