「台風19号」
ゴールドコーストへ出発の前日、大型で強い勢力をもった台風19号が日本に接近していました。
明日の出発はどうなるんだろう。翌朝になっても、進路が逸れたというニュースは聞かれない。
丁度出発の頃、名古屋あたりにやってくるらしい。
こりゃ、もうだめだ!旅行は中止か!?
朝、10時を待って旅行社へ。でも、まだ、飛行機が運航中止の連絡はないと言う。
ぎりぎりまで待って、3時ごろとりあえず、自宅を出発してみることにした。
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空外は大雨 |
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夜の機内食が遅いのであらかじめ腹ごしらえ... |
空港に着くといつもの活気はなく、なにやらひっそりとしている。電光掲示板を見ると、
ほとんどの便が運航中止になったらしい。私たちの乗る飛行機は...
飛ぶ!どうやら出発するらしい。
でも、一抹の不安が...これだけ多くの飛行機が運航中止を決定する中、なぜ飛ぶんだ!?
でも、飛ぶような気はしていた。なぜなら、わたしは、ものすごい強運の持ち主なのだ。
ほかのどんな便が欠航しても、わたしの乗る飛行機は飛ぶに決まっている。
それに、わたしたちの乗る機はカンタス航空。
「レインマン」で、ダスティン.ホフマンが言ってたじゃない。カンタスだけは落ちたことがないって。
「私が乗るカンタスの飛行機」が落ちるわけはないのよ。ほ〜ほっほっほっ!
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いきなり空港の売店でねだられた... |
離陸許可がなかなか下りず、定刻より40分ほど遅れて出発。
途中3回ほど乱気流があり、シートベルト着用のサインがついたが何とか定刻どおり、
朝5時にケアンズに着いた。
機内放送が流れると、小学校2年の次男は
「おかあさん、ケアンズに着いたよ!」と言って、ぱっと自分の座席の電気をつけた。
いつの間に電気のつけ方を覚えたんだろう、と感心してしまった。
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子供にはこ〜んないいものがもらえるよ! |
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機内食はうまい! |
ケアンズに着くと、入国審査のあと、持ち込む食品の申告をする。
オーストラリアは食品の持込が大変厳しく、申告を怠ると、高額の罰金どころか最近、
日本人がお肉を持ち込んで、逮捕、裁判になり大騒ぎになったそうだ。
去年は心配で持込を一切止めてしまったが今年は、持ち込むことにした。
そうめん、そば、そばつゆ、乾燥薬味、レトルトご飯、若芽スープ、
まぜるだけのおにぎりの素、しょうゆ、焼肉のたれなど。
英語のリストと共に係官に渡すと、サンキューとお礼を言われた。へへっ。
これらのものは全てパスできました。
出口では旅行社の人がちゃんと出迎えてくれます。
全員が揃った所で、国内線へと、バスに乗っていきます。
これから、ブリスベンまで約2時間のフライトです。飛行機に乗ると、おお〜〜〜!
客層が全然違うぞ!外人ばっか!(という言い方は変かな?)
さすが、ゴールドコースト、世界のリゾート地ね。いろんな国の人がごちゃ混ぜに乗っている。
髪も肌の色も服装も全然違うよ。
でも、飛行機の中でパパの良く寝ること!感心しちゃう。
国際線も国内線も乗ってから降りるまでず〜っと寝てたんじゃない?
よく寝れるねえ。アンタはえらい!
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ケアンズの到着ロビーにて |
さて、ブリスベンに着くと今度はバスでゴールドコーストのサーファーズパラダイスへと向かいます。
バスで、1時間ぐらいかな?
バスの中で、滞在中の説明を受けます。
ここで、クジラウォッチングがとても素晴らしいことを勧められました。
今のこの季節しか見られないことも。
わたしたちは、予定ではモートンまでバスと舟で行くクジラウォッチングのツアーに参加しようと
思っていたのですが、「値段は高いけど断然ハーバーベイをお勧めします。」と言われました。
ちょっと、待って...ホントに高いよ。子供一人は無料になると言っても家族全員で7万円もする。
予定していたバスでのツアーの倍もする。
でも、ここまできたら行くっきゃない!わたしも女だ。滞在中自炊します!
と、宣言してしまった。(しまった、かも...)
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