ゴールドコースト(2001/08/21)
「台風19号」
ゴールドコーストへ出発の前日、大型で強い勢力をもった台風19号が日本に接近していました。
明日の出発はどうなるんだろう。翌朝になっても、進路が逸れたというニュースは聞かれない。
丁度出発の頃、名古屋あたりにやってくるらしい。
こりゃ、もうだめだ!旅行は中止か!?
朝、10時を待って旅行社へ。でも、まだ、飛行機が運航中止の連絡はないと言う。
ぎりぎりまで待って、3時ごろとりあえず、自宅を出発してみることにした。

空外は大雨 夜の機内食が遅いのであらかじめ腹ごしらえ...

空港に着くといつもの活気はなく、なにやらひっそりとしている。電光掲示板を見ると、
ほとんどの便が運航中止になったらしい。私たちの乗る飛行機は...
飛ぶ!どうやら出発するらしい。
でも、一抹の不安が...これだけ多くの飛行機が運航中止を決定する中、なぜ飛ぶんだ!?
でも、飛ぶような気はしていた。なぜなら、わたしは、ものすごい強運の持ち主なのだ。
ほかのどんな便が欠航しても、わたしの乗る飛行機は飛ぶに決まっている。
それに、わたしたちの乗る機はカンタス航空。
「レインマン」で、ダスティン.ホフマンが言ってたじゃない。カンタスだけは落ちたことがないって。
「私が乗るカンタスの飛行機」が落ちるわけはないのよ。ほ〜ほっほっほっ!

いきなり空港の売店でねだられた...

離陸許可がなかなか下りず、定刻より40分ほど遅れて出発。
途中3回ほど乱気流があり、シートベルト着用のサインがついたが何とか定刻どおり、
朝5時にケアンズに着いた。
機内放送が流れると、小学校2年の次男は
「おかあさん、ケアンズに着いたよ!」と言って、ぱっと自分の座席の電気をつけた。
いつの間に電気のつけ方を覚えたんだろう、と感心してしまった。

子供にはこ〜んないいものがもらえるよ! 機内食はうまい!

ケアンズに着くと、入国審査のあと、持ち込む食品の申告をする。
オーストラリアは食品の持込が大変厳しく、申告を怠ると、高額の罰金どころか最近、
日本人がお肉を持ち込んで、逮捕、裁判になり大騒ぎになったそうだ。
去年は心配で持込を一切止めてしまったが今年は、持ち込むことにした。
そうめん、そば、そばつゆ、乾燥薬味、レトルトご飯、若芽スープ、
まぜるだけのおにぎりの素、しょうゆ、焼肉のたれなど。
英語のリストと共に係官に渡すと、サンキューとお礼を言われた。へへっ。
これらのものは全てパスできました。

出口では旅行社の人がちゃんと出迎えてくれます。
全員が揃った所で、国内線へと、バスに乗っていきます。
これから、ブリスベンまで約2時間のフライトです。飛行機に乗ると、おお〜〜〜!
客層が全然違うぞ!外人ばっか!(という言い方は変かな?)
さすが、ゴールドコースト、世界のリゾート地ね。いろんな国の人がごちゃ混ぜに乗っている。
髪も肌の色も服装も全然違うよ。
でも、飛行機の中でパパの良く寝ること!感心しちゃう。
国際線も国内線も乗ってから降りるまでず〜っと寝てたんじゃない?
よく寝れるねえ。アンタはえらい!

ケアンズの到着ロビーにて

さて、ブリスベンに着くと今度はバスでゴールドコーストのサーファーズパラダイスへと向かいます。
バスで、1時間ぐらいかな?
バスの中で、滞在中の説明を受けます。
ここで、クジラウォッチングがとても素晴らしいことを勧められました。
今のこの季節しか見られないことも。
わたしたちは、予定ではモートンまでバスと舟で行くクジラウォッチングのツアーに参加しようと
思っていたのですが、「値段は高いけど断然ハーバーベイをお勧めします。」と言われました。
ちょっと、待って...ホントに高いよ。子供一人は無料になると言っても家族全員で7万円もする。
予定していたバスでのツアーの倍もする。
でも、ここまできたら行くっきゃない!わたしも女だ。滞在中自炊します!
と、宣言してしまった。(しまった、かも...)


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