グアム旅行その1(1995/07/18)

子連れで初めての海外旅行、グアム。子どもが生まれてからもうずっと海外旅行に行っていない。
次男が2歳になるともう大人並に旅行代金とられるし、行くなら今がチャンス!
と、計画したのはグアム5日間の旅。グアムなら私もパパも行ったことがあるし安心。
飛行時間もわずか3時間半である。
ただし、着くのが夜中に近い12時半のため、2人眠ってしまった時のことを考えて
おじいちゃん、おばあちゃんにも同行してもらうことにした。

まずは、綿密な計画を立てる。
1番の問題はやはり飛行機内でのすごし方である。
そこで、長男は出発日なるべく朝遅くまで寝かせておいて
グアムに着いたとき起きてて歩いてもらう。
そして次男は早く起こして眠らせないようにして飛行機に乗ったらすぐにねかしてしまおう。
と、考えたけどうまくいかなかったよ〜ん。 結局2人ともずっと起きてて着いた時歩いてくれたけど、
次男はやはり機内でぐずり、抱っこしてうろうろ
狭い機内を歩いた。
以前、当時2歳の姪とグアムに行ったときは離陸してから
着陸するまで大声で泣きっぱなしだったが、
それに比べりゃまだマシなほう。

さて、ノースウエスト航空名古屋発グアム行き、無事に着陸。お迎えの車でPICへ。
私は、以前お隣のパシフィックスターホテルに泊まった時、隣に見えるPICのプールが羨ましくて
今度グアムにきたら絶対PICに泊まろうと、思ってたんだよね。(パシフィックスターもいいホテルでしたよ)

今回のPICは子ども料金が半額ということで、ラッキーでした。
おじいちゃん、おばあちゃんの近くということで、コネクティングルームもリクエストしてあります。
PICで簡単な説明を受けたあとお部屋に案内される。ところが、ロビーから延々と歩く。
途中工事中の(改装中か)ペンキの缶がごろごろ転がっているような所も通り、
やっと一番はなれた棟の1階の部屋に着いた。
こんなにロビーから離れてるんじゃ滞在中たいへんだぞ...(実際たいへんだった。)
部屋はなんか、くらーい雰囲気。まあいいか、寝るだけだから、と自分をなぐさめた。


島内観光。朝起きるとなんともいや〜な朝。雨季だから仕方がないが気持ちは盛り下がる。
アプガン砦では、やしのみジュースを買う。
1個5$。たっぷりはいっていてこりゃ1個で十分。2個も買ってしまった。
ジュースは冷たくてとても美味しかった。飲み終わった後、半分に切ってしょうゆとわさびをつけてくれる。
イカ刺しのような味がしてなかなか美味。子どもにはわさびがないほうがいい、と思い。
「オンリーソイソース。」と言ったら「オンリ〜ユ〜」と、プレスリーを歌いながらげらげら笑われた。
もしかしたら、おしょうゆ一人っきり、と言ってしまったのか? 
ラッテストーン公園。この石は誰が何の目的でどうやって作ったのかわからないんだそうである。


島内観光は半日で終わりなので、午後はホテルのプールで泳ぐ。
色々なプールがあってとても楽しい。子ども達も大喜び。私は、一人で「泳げる水族館」に行く。
世界でも2つしかないそうだ。これが楽しみでPICにしたようなもん。
ライフジャケットと、シュノーケルセットを借りると、早速プールの中へ。
プールはかなり深く、海と同じように岩があって、中にはたくさんの熱帯魚が泳いでいる。感動!
結構大きくてさまざまな種類の魚が泳いでいた。
金魚やさんの水槽に入って泳ぎたいとは思わないんだけど、熱帯魚ならOKなのはなぜ...?


カードがない!PICでは、食事なしのブロンズカードを使っている。
これがあれば、無料のアクティビティーに参加できるのだ。
それが、昨日「泳げる水族館」で出して、そのまま、帰ってきてしまったのだ。
フロントに行っても「届いていません」困った!子供のカードを使ってもばれないだろうか。
もう1度「泳げる水族館」に行きたいのに...
念のため昨日の「泳げる水族館」に行き、担当の女の人に言う。
「昨日、終わったあと返してもらわなかったんですけど....」
すると、女の人きつい口調で、
「返してもらわなかった、んじゃなくてあなたがとり忘れたんです!」
私の言い方も悪かったのかもしれないけど、一応こっちは宿泊客だぞ!
「すみませんでした」って謝ったけど、もうここへは戻る気持ちがうせていた。
翌日、カードはフロントに届けられたけど、もう使うことはなかった。

見よ、これぞメンバーシップカード!

SSネプチューン グアムには潜水艦と半潜水艦がある。
潜水艦の方はしっかり潜ってしまうヤツで料金も高い。
それに年齢、身長制限があるので小さい子供には無理だ。
一方、半潜水艦は水の中に半分だけ潜っているタイプでこちらは潜水艦の約半額と言う安さで、
年齢制限も身長制限もない。でも半潜水艦で十分グアムのきれいな海、魚は満喫できる。
(実際数年後、パパが社員旅行でグアムに行き潜水艦の方に乗ったのだが、半潜水艦で十分だといっていた。)
子供たちは食い入るように、色とりどりの熱帯魚に魅入っている。
いつか、この子たちが大きくなったら一緒にライセンスをとってダイビングをしたいなあと密かに思った。


朝、一人海岸を散歩。う〜んいい気持ち。そこへ、PICの従業員らしいいかにもチャモロって感じの
男性がカートで通りかかる。私が道を譲ると、「サンキュー、What’s Your name?」
(これぐらいならわかるぞ!)「アツコ..」「アツコ、Do you marriage?」「イエス」
すると、がっくり!という表情で(ほんとだよ)首をうなだれると、寂しそうに(ほんとだってば!)
うなずいて、手を振って去っていった...
グアムでは圧倒的に男性の数が少ないんだって。
だから、日本でどんなにもてない女の子でもグアムに来ればモテモテ、という話をあとからきいた。
南の島でのんびり暮らすのも悪くないなあ、と思ったら迷わずグアムへ行こう!


PICのディナーショー。 最終日の夜はグアムの観光大賞をとったというPICのディナーショー。
始めにギターの弾き語りから始まり、
観客を巻き込んでの大笑いショー。ダイナミックな歌と踊りと演出で最後まで飽きることなく楽しめました。
長男は、イスに立ち上がって、一緒にフラダンスを踊っていた。
なかなか上手な腰の振り方で笑えてしまった。

シャッターチャンスはなかなかこない

帰る日 朝、散歩をしつつ写真をとる。子供が小さいとゆっくり写真も取れない。
今回はベビーカーを持って行かなかったのが失敗だった。
ホテルのロビーから部屋までが長く、子供は2人とも歩こうとせず抱っこ抱っこで、
おじいちゃん、パパ、私が交代で2人を抱っこした。帰ってからしばらく疲れが取れなかった。
初めての子連れ海外旅行はおじいちゃん、おばあちゃんのおかげで楽しい思い出がたくさんできました。
来年はどこにいこうかな♪



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