倉敷の旅(1999/11/19)

「倉敷チボリ公園、すごくいいよ!」 すすめられて、るるぶの、「倉敷チボリ公園」を買ってきました。 
うわー!すごくよさそう!!お花きれい!乗り物もすてき!というわけで、秋の連休は倉敷に決定!
車で行くにはちと遠いので、電車を使っていくことにしました。運転手は楽。
でも、子どもは...?
ビデオを見ていくわけにもイカンし、あんまりお行儀が悪くても...だし、退屈してぐずったらどうしよう...
とりあえず、長男にゲームボーイを買い与え、次男は食わせてりゃ何とかなるだろう。(なんちゅう親じゃ。)


新幹線、JRと乗り継いで、やってきました。
最初の目的地、下津井。タクシーで鷲羽山ハイランドホテルへ。
チェックインまで時間があるので、予定通り、鷲羽山ハイランドへ。
この、遊園地山に沿って、できているので、半端じゃなく疲れるんだよね。
てっぺんまで登ったらぜーぜーはーはー。(この疲れが後をひいて、この旅行はたいへんだったのだ。)
乗り放題の券があって、かなり、お得!
お財布の中身を心配することなく子ども達にたっぷり乗せてやれました。
また行きたいよ。平地に引っ越してくれたら...


鷲羽ハイランドホテルはかなりよかった! なぜ、この宿に決めたかというと、
「お風呂上りにビール1杯サービス」 と、あったから。(どこまでも、のんべである。) 
部屋から、お風呂からの眺めは最高!海にかかる瀬戸大橋が見える。 
とくに、ここのお風呂からながめる夕日の美しさは世界で3本の指に入る美しさだと、何とかって、
写真家の先生が言ったそうだ。長男が仲居さんに、折り紙で折った怪獣をあげたら、
お礼に「さやえんどう」をもらいました。この仲居さんからは、クリスマスカードに始まり、年賀状、
バレンタインデーのチョコレートと、熱烈な「また来てね」コールが続いたのでした。 
(ごめんなさ〜い。また行くって言ったのに、遠いしまだ他にも行きたいところがいっぱいあってえ〜)


夜はホテルのショータイム。鬼面太鼓のショーや、歌など、従業員オンリーのショーはがんばってるな、
との印象を受けました。 
太鼓に合わせて盆踊りでは、子ども達が2人とも代表で大太鼓をたたかせてもらいました。 
(他に子どもはゼロだった。)ここで、こどもがいなくなって、空いた席に中年のおじさんが座ってきて、
なんと!わたしをくどき始めた。「あんた、きれいだねえ、」なんて言ってくれちゃって!
(かなり酔っているようだ) 適当に返事をしていたけど、なかなか、子どもも帰ってこないし、
もてあましたので、手にもった、おもちゃをくるくると動かした。
「オ?なんなの、そんなのもって」「これ、子どものなんです。」
「あ、そう、ふーん、そう...」おじさん、それを聞くと、すーっと、席を離れていった。
いいけどさ、なんかちょっぴり、寂しいぞ...(いやがってたくせに)
子ども達は興奮してるし、明日は早くにここをたってチボリ公園なので、早く寝てくれるかちょっと心配。


旅行に行けば何とか、起きれるもんだ。 朝食を済ませ、ホテルのバスで下津井へ、
ちょうど、倉敷行きのバスが出るところ。 のんびりと、倉敷の町を眺めながら、バスは倉敷駅へ。
駅の隣がもうチボリ公園なのだ。 すごい!よくやった!えらい、倉敷市!
こ〜んなの駅前につくっちゃうなんて!!! あまりのすばらしさに、ママ興奮気味。
花がとてもきれいで、しかも、上品にセンスよく植えられている。遊具はどれもきれいで夢があって、
コーヒーカップの模様はロイヤルコペンハーゲン!ただ、身長制限のある遊具もあって、
なんでもOKの次男は、悔しくて泣いた。次男の身長が120センチになったらまた、行きたいね。


夜は、電飾がともり、またその色合いがステキ。うっとり。 
ぎゃーぎゃーうるさい子連れじゃなくて、ダーリンと2人できたかったわ...
夕食は、チボリ公園の中では、店が決まらず、ホテルの近くで食べよう、ということになり、
ビルの地下の飲食店街へ。 ところが、長男と、次男で、入りたい店が分かれて、
お互いに一歩もゆずらない。 
もう、どちらかを説得するのも、めんどうで、仕方なく、ママが次男につきあってオムライスがある店に入った。
ところが、オムライスが、切れていた! 
仕方なくピザとか頼んで、むくれている次男に食べさせ、ホテルに戻った。 
お泊りは、駅の近くのビジネスホテル。(予算がなくなった。) 泊まるだけだからまあいっか。


最終日。朝起きると、体が重い。2日間歩きすぎて疲れが出たのだ。初日の山登りがきいた。
足をひきづるようにして美観地区へ歩いていった。 大原美術館の石塀の前で、
有名な似顔絵書きのチモトさんに、似顔絵をかいてもらった。 
といっても、大変混んでいるとのことで、写真をとってもらって、後日郵送ということになった。 
1人2000円也。子ども2人分お願いした。出来上がりが楽しみ。 
大原美術館では、モネ、マチス、エル.グレコ、ゴーギャン、ロダンなどを見ることができる。 
すごい!すごいんだけど、...もう歩けな〜い! 本館、分館、工芸館、東洋館とあるんだけど、
本館、分館のみで、帰ることにした。 最終日に持ってきたのが失敗だったかも。 
また、必ず来よう!と思った倉敷の旅でした。

我が子の写真 これがチモトさんの作品

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