浜名湖花博その36、Mr.Cと花博(2004/10/07)

花博もいよいよ最終章を迎えました。
パパが、行けなくなった人からチケットを格安で譲り受けました。
誰か誘おう。誰?そうだ、英会話の先生のMr.C(アメリカ人)が行きたがっていたっけ。
Mr.Cと英会話のお友達Sさんの3人での花博行きとなりました。

うっひゃ〜何この人!? 水上交通もこの通り。この位置に並ぶと30分待ち

雄踏駐車場に到着したのは9時15分。(今日の花博は9時半からです)何これ!?凄い人。
駐車場には入れたものの、バス待ちの列が三重四重になっている。
これに並ぶの!?そこでふと思いついた水上交通。
「600円かかるけどシップでも行けるよ。」(シップではなくボートだった)
OK!れっつごー!

あ、失敗したかも、と思ったのはボートの順番を待っている時。
ボートは一回に12人ぐらいしか乗れないし、会場から戻ってくるのに結構時間がかかる。
途中で気が付いて(あーバスにすればよかった...バスなら大人数がはけるから
行列が出来ていてもそんなには待たないはず)
と思ったけどなにやらSさんがボートに乗れるって凄く嬉しそうにはしゃいでいるから、まあいいか。

ようやく私たちの乗る船が来ました きらめきタワーが見えてきました

およそ30分ほど待ってわたしたちが乗るボートがやってきました。
わたしとSさんは前の方に。おおっと、Mr.Cが乗ったらボートが傾いた!ひゃあ〜
Mr.Cの隣は3歳ぐらいの男の子。
なにやら怖がってる。(無理もないかも)途中、湾を出ると猛スピード。
ひゃっほう〜!ひゅーひゅー!
アメリカ人と一緒だとオーバーアクションになるのはなぜ...?

終わりごろ、波が来てガツンガツン!「怖い〜〜〜」
男の子、泣き出しちゃった。隣のMr.Cは「あぶぶぶぶ〜」
あやしたら余計激しく泣いた...
男の子の絶叫と共にボートはしおさいゲートに到着。

ジニアエレガンス とうがらしかな?

ところで、最初にMr.Cは2時ではだめだ、ランチを食べたら帰りたい。1時ごろ。
と言っていたのですが、このときすでに10時30分。
案内図を見ながら、モネの庭には行きたい。国際庭園も行きたいって。
全ての願いを叶えてあげたい。でも私としては園芸文化館はどうしても見てもらいたい。
で、今10時半。ぐらり..。(めまいの音)

とりあえず、急いで園芸文化館まで連れて行かなくっちゃ!
でも最初の循環の庭にいたく興味を示したMr.C。じっくり見学。
そのあと途中でもこんなに花のきれいな所は初めてだ、と道すがら楽しそう。
一つ一つに立ち止まり花の名前を読んでははっはっは、と受けている。(?)

循環の庭 自然との共存です
水車の前で シャワーが気に入った様子
ファイアーフラワーだって(ウモウケイトウ、キモノオレンジ) これはペンタス ニュールックピンクの名前に大笑い(なぜ?)

水の園では楽しく遊んでいる子供たちに混じって大はしゃぎ。
でも、私もここで一度遊んでみたかったのよね〜 一緒にわいわいきゃあきゃあ。
アメリカ人のオーバーアクションはうつる。(でも時間が気になる)

楽しそう びしょびしょになるよ
走り抜けるぞ〜 押すと水が飛び出ます

国際花の交流館に来ました。ああ、ここも見せたいなあ。
でもこの凄い人の上に、入っちゃったらきっと時間がなくなると思い、
泣く泣く断念。ダンネンでした〜なんちゃって。(バカ)

睡蓮の花 菊が花盛り

目的の園芸文化館です。
ここではアメリカ人のMr.Cにじっくり日本の心に触れてもらいましょう!
第一室はいつも私はすっ飛ばすんだけど、とりあえず入ったら動かなくなっちゃったMr.C。
浮世絵の展示に魅入っています。ふ〜ん、こう言うのに興味を持つのか〜

盆栽では350年から800年のものまで年数を聞いては、おお〜!と感激していた様子。
その後も、何百年も前の園芸の資料など、私がいつもすっ飛ばして見ている所で
じーーーっと立ち止まって動かない。
ふうん、見るところが全然違うなあ。面白ーい。
でもそんな調子で見てじっくり周ったから、な、な、な、なんと!
園芸文化館だけで1時間かかっちゃった。

待ち時間はゼロだけど中はぐちゃ混み 百出接分菊は見ごろを過ぎてしまいました

Mr.Cは時計を持っていません。地図を見せて
「今11時半だけど、ここにいるのね。で、モネの庭は、ここ、国際庭園はここ。どうする?」
「モネに行く。国際庭園も行く。高い金払ったんだから見なきゃ。」
(注:Mr.Cの会話は全て英語ですが管理人、妻はヒアリングがさっぱりなので
聞き取りには全く自信がありません。違ってたらゴメンよ〜Mr.C。)

うう、11時半の時点で園芸文化館にいて、モネ、国際庭園を見て1時に出口か〜
くらくら(再びめまいの音) とりあえず12時目標にモネまで行かなきゃ。
でもちょっとだけ百華園も見てもらいたい。

菊がたくさん カッシア アンデスの乙女
水辺の花と菊 ダリア
多肉植物の色の帯 腰掛けたまま作業が出来ます

百華園は入ったけどもう時間がな〜い!半分で出て、モネへの近道。
この道を通るのは久しぶりです。モネの庭に到着。ぐしゃぐしゃの人。
モネの池はもっとすごい。入るなんてとても無理。時間もかかるし。
説明して諦めてもらう。モネの家に入って花の美術館を後にしました。

向こうの方の人ごみがわかる? ようやく訪れたシャッターチャンス

後は国際庭園を歩いてさっさと通り抜ければ...
って一個ずつはまってじっくり見学。いいの!?時間は!?
国際庭園の半分で1時になってしまいました。

イタリアの整形式花壇 水がさわやかです
700円だって。欲しい!最終日に安くならないかな オランダの木靴を履きました
ハンガリーのなまはげと 三線の演奏が始まりました
ネパール こんなところに泉があったのね!

急いでいたわりにもう開き直ったのかOKOKって言ってるから
その後はゆっくり見て、1時半に花の街に。

ここでようやくランチです。
ここは混雑時でも比較的空いてるの。時間ももうお昼過ぎてるし。
でも、今日は席がない。ぐるぐる探して、空いてるイスを三つ持ってきて席を確保。
こういうのはおばさんに任せてちょうだい。

結構な量 エビが丸ごと一匹
トイペは常に持参のMr.C。日本のは固いんだって 美味しい?

タイのお店で私が焼き飯、Mr.CとSさんが麺...
名前忘れたー ナンプラーが効いてるって。(だからわたしはやめたんだけどね)
私のご飯は多すぎて三分の一残しちゃった。
おっとご飯は残しても食後のアイスは忘れずに!

今日は何にしようかな〜 美味しかったよ!

食事が終って会場を出たのは2時。
帰りのバス待ちも行列。この時間に帰るのにこんなに混んでるのは初めてよ。
楽しんでもらえたかな〜Mr.C。 Sさんは終始ニコニコして楽しそうだったけど。
帰るときにMr.Cが 「ありがとう、とても楽しかったよ」って言ってくれたので、
あーよかったぁ。 もうちょっと空いていたら良かったのにね。

外国の人と花博に来れるなんて考えてみたらすごい経験だったかも!
何にもしゃべれないくせに勇気を出して誘ってみてよかったです。
英会話の勉強にもなったし。(右から左に抜けていくオバサン耳だけど)

今回Mr.Cと回って思ったけど、意外と英語の案内が少ないの。
展示物はほとんど日本語オンリーだし、英語のパンフレットも用意してない所が多いし。
花に国境はないけれど、もう少し充実させてもいいかな!って思いました。




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