浜名湖花博その20、百華園の紫陽花(2004/06/10)

梅雨の合間の曇り空。今日は百華園のガイドツアーを目標に花博に行きました。
今、紫陽花が綺麗なんですって。

前回10時半スタートの回に10時25分に行って
満員だったから、今日は朝一番でガイドツアーの受付場所に。
きらめきタワー近くの中央案内所です。入り口からかなり距離があるよ。

今日はわたしは花博20回目で記念品がもらえるはずだけどわき目も振らず
ガイドツアーの受付に早足で急ぎます。急ぐ!急ぐ!しかし姉の足の速いこと。
本当にわたしよりうんと年上? (うんとは余分か、怒られそうだ)
ぜーぜーいいよ、そんな急がなくて。(わたし)
今にも走り出しそうな姉を引きとめる私。(ガイドツアー前に疲れちゃうよ)
「一人でもよければわたしが走って行くけど...」
いいってば!私の方がずっと年下なのに(また言っちゃったよ。)
姉を走らせるわけにはいかない。

で、受付開始10分前に到着。誰もいないじゃん... よかった、一番だ。
待ってる間に隣の案内所で20回目の記念品をもらいました。
先日10回目でもらった姉はのたねの真っ赤なエプロンだったって言ったから
そんなに日も経っていないし、てっきりエプロンだと思ったら
水色のハンドタオルでした。それはそれでかわいいわ。大事にしよう〜

いっちば〜ん! 20回目の記念品

やがて人も集まってきて、10時きっかりに受付が始まりました。
ツアー開始は10時半だからまだ30分あります。
ここからだったら丁度園芸文化館に行って戻ってくると30分ぐらいよね!
朝一番の園芸文化館はまだ人もまばらで落ち着いて見ることができます。
(写真撮影禁止)
園芸文化館は空いていればざっとみて所要時間20分です。

集合場所に戻り、少し休憩。やがてツアーの開始です。
イヤホーンが参加者に配られ、耳にセット。スイッチをオン。
これでガイドさんの声がよく聞こえるようになります。
(でも時々プチプチ切れて聞き取りにくかった)
百華園は入り口から紫陽花とゆりが綺麗で、かなり期待できそう。

ユリはこれから咲きます ガイラルディア プルケラ イエロープルーム
貸し出されるイヤホン 百華園入り口の紫陽花
赤のガクアジサイ タチアオイ

まず、水脈の路。海外から日本へやってきた植物の展示です。
ここだけで1時間かけたいってガイドさん。紫陽花が咲いていました。

城ケ崎 ヤマアジサイ

そして、擬宝珠の径。シーボルトが持ち帰った品種をはじめ、約160種の展示です。

葉がきれいなギボウシ ガクアジサイ

羊歯の径は時間が来るとあたりに霧が立ち込め、湿度を保ちます。
これ、結構いいですよ!暑い日には気持ちいいです。
常盤の庭は日本の風土に合う約40種の針葉樹。
この辺りから紫陽花の本格的な展示が始まります。

赤の紫陽花 この変った形も紫陽花です
ヤマアジサイ七段花 オオベニウツギ
タマちゃん!?流木でした 蛙の入れ物に小銭が
ケラマツツジ なんだかきれいよ!

草花の園。春はパンジーで楽しませてくれましたが
丁度植え替えが終わったばかりのインパチェンスが見事でした。
まるでお花のじゅうたんのようです。

インパチェンスの花壇 すごーくきれい!

木花の園。180種の紫陽花の展示。
紫陽花ってこんなにたくさんの色と種類があるのね!感動しました。
一つ一つ写真を撮っていたらツアーの人たちに置いて行かれそうになりました。
それほどたくさんの種類があります。ほんの一部ですけどご覧下さい。

グラジオラス「レイラ」 カシワバアジサイ バックポーチ
アメリカノリノキ アガル スノーフレーク
フレミゲア スノークィーン ホンアジサイ オタクサ
ヤマアジサイ 大虹 ヤマアジサイ 青海
ガクアジサイ 伊豆の華 ガクアジサイ ヴェッチー
ウズアジサイ 黄金葉
クロジクアジサイ、茎が黒いです ガクアジサイ 白花
三河千鳥 白扇(八重)
ヤエノアマチャ センベルウィウム

ああ、もっとゆっくり見たい〜
でも今日は団体行動なので我慢。また近いうちに行くぞ!

花帯の庭は多肉植物がデザインされています。
多肉植物のこれほどの展示はおそらく一生のうちに一度しか見れないでしょう、
との解説に改めて写真を撮りました。

花帯の庭 これ全部サボテン!

このあと南風の庭、色葉の庭と続きますが全部載せていると大変なので省略します。
ぜひ本物を見て下さいね♪

竹笹の庭は、珍しい竹の展示です。
竹ってこんなに色々な種類があるなんて知らなかったな。

切り口が詰まっています 60年に1回咲くと言われる竹の花
ソロバンチク ラセンチク
ラッキョウチク ダイブットチク

このあとは、バラの展示です。
もう何度もご紹介しているので青いバラは省略します。
まだ何とか咲いていますが、もうそろそろバラはおしまいかなー
グレースケリーがお嫁入りした時に贈られたバラです。
日本では栽培されていないこのバラ、写真でしか見ることの出来ないバラの展示です。

プリンセス ド モナコ ロサ グレイス ド モナコ

枝の庭を抜け、厨の庭。野菜の花です。おーなってるなってる!

こだまスイカ レタスとマリーゴールド
浜松では栽培が難しいラフランス イエランシャン

このあと厨の庭(野菜)果の庭(果物)蔓の園(クレマチスはそろそろ終わり)
千草の園(宿根草)珠の園と続きます。

黒いセキチク アキレア
ピーコ姫とピーチ姫 赤い紫陽花

紫陽花はそこかしこに咲いているよ。

ダリア、ミッドナイトムーン リベラロイヤルホワイト
ロイヤルブルー 水面の庭へ

水面の庭では菖蒲の展示。

菖蒲 世界最大級の葉グンネラ
世界三大庭園樹のひとつ、チリマク アメリカアジサイ アナベル

最後は行方の路で締めくくり。
ジュラシックツリー、世界最大の葉っぱグンネラなどはここです。

ここでツアーは終了。大きな拍手が起こります。
本当によかった!とても勉強になりました。
参加者は熱心にメモをとっている人も多く見られました。

百華園終点からはモネの庭がすぐ近くです。
ここは相変わらずすごい人!ぐちゃぐちゃって感じ。

モネの庭はバラが終わってしまって何となく寂しい感じ。
モネのひまわりが咲いていると聞いたので見てきました。
優しいレモンイエローのひまわり。

モネのひまわり バラが終ってちょっと寂しくなりました
ユリがきれいです ユリはまだこれから
今日の睡蓮 ピンクのユリ

国際庭園を通って入り口に向かいます。ここでは見たいものが三つ。

まず、タイのユーフォルヒア。うわあ、本当に変わった植物!
寄せ植えにも利用されていました。

ユリ ブッドレア ダヴィティー
アメリカデイゴ ユーフォルヒア ラクティ
寄せ植えも ユリ満開

次にネパールの休憩所にあるタレシャンピア。
ここは人だかりがしていました。 う〜ん、確かに変わった植物だわ...

タレシャンピア アップで見ると...

もう一つ、ベリーズのジャコチカバの実を見たかったんだけど
確かにジャコチカバはあったけど、実がなってないよ〜
おかしいね?
花博のサイトには載っていたんだけど...

そして、花の街に登場した世界三大花木を探します。
世界三大花木とは、ジャカランダ、ホウオウボク、カエンボクです。
これは「ハーブの館、カムカム」の東側に展示されていますがまだ花の時期には早いみたい。
でもかなりの大木なのでこれからが楽しみです。

涼しげな水色の花 ジャカランタ
ホウオウボク カエンボク

もうとっくにお昼過ぎています。お腹がぐーぐー 今日は何食べようかなー
花の街をぐるぐる。 結局お気に入りのトルコのお店でキョクテサンドにしました。500円です。
シシケバブやドネルケバブと同じパン生地にハンバーグが挟み込んであります。
これがかなりスパイシーで辛い〜
ボリュームがあるのでちょっと多くて残しちゃった。

ここのお店の外人さんたちは全員なぜか「必勝」とか書かれた鉢巻をしているの。
かなり明るくてなつっこいです。日本語がかなりお上手になりましたね〜
ここでのもう一つの名物はトルコのアイス、ドンドルマン。
音楽もノリノリでつい口ずさんでしまいます。

キョフテサンド ハンバーグがつまっています

食後のデザートはアイス。
花博のアイスは本当にたくさんの種類があってしかもハズレがない!
今日は何にしようかな?楽しみの一つです。
実は興味津々なのに食べることの出来ないアイスがありました。
それはうなぎアイス〜
浜名湖と言ったらうなぎでしょ、ってことでJTBレストランの名物うなぎアイスに挑戦。
ここは何度も気にしながら今ひとつ勇気が出なかったのよね〜
でも今日はみっちーから朝、「今日こそうなぎアイス食べてきてよ」
とメールをもらっちゃったから食べなきゃなー 清水の舞台から飛び降りたつもりで購入。

バニラ味が強いのでそんなにうなぎは気にならない。 うなぎって言われなきゃ気がつかないかも。
ちょっとしょっぱいのがうなぎの蒲焼風かしら? うなぎの粉末が混ぜ込んであるそうです。
まあ、美味しいって言えるかな? 花博のアイスはやっぱりハズレがないね。
姉は巨峰アイスでした。 これは結構巨峰の味がきつかったよ。

ついにウナギアイス!
これがウナギアイス 姉は巨峰ソフト

仕事があったので本当はJA館に寄りたかったんだけど帰って来ました。
でも百華園の紫陽花すごくよかった! ものすごく満足。
花博に行ったあとはなぜかとってもお腹一杯、満ち足りた幸せな気分になっているわたしでした。


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